10月25日皆既日食 11月8日皆既月食の期間から占ってみた

 


皆様、こんにちは。こんばんは。ルーンタロット予報2へようこそ。

今日は、いつもの時事系とは違った、方向からの占いを公表させていただきます。

(ホロスコープに関しては、いずれnoteのほうで公開させていただきます)。

今年の天体ショー後半は、10月25日の部分日食(日本では見られない)と11月8日の皆既月食ですね。

この期間の日数について計算すると、15日。これを大アルカナで表すと、15→悪魔 端数まで

足すと、6:恋人になります。

こう、個人的なイメージですけれど、相反するものや、陰陽の表と裏が、メビウスの輪のように一回りして、またそこから、色々と変わっていったり、見え始めるものがあるのかなと思いましたね。

例えば、陰陽が一周りするようなイメージでいうなら、隠されていた女性性が現れること→


英国では女性の首相が誕生し、イタリアでもメローニ首相が誕生。フランスもまた、大統領にはなれなかったけれど、ルペン氏が注目されました。

イタリアのメローニ首相は、FDIというファシストの流れをくむ党とされていて、ルペン氏と類似性を感じます。イタリアと言えば、ムッソリーニ政権が思い浮かびますが、ヨーロッパは刻々と戦時体制に移行していると言えるでしょう。

極右メローニ氏、イタリア初の女性首相に-中道右派の過半数確実

やっぱり、こういう不安定な状況が続くと、どの国も自分の国が大事なんだなぁと思いますね。

良きにつけ、悪しにつけ、強いイメージのある方が首相に選ばれるのは、やっぱり「現状が、いかに閉塞的か」を表していて、

本当に突破口をつくってくれる人を欲している時期でもあるし、同時に、かつての時代と違うのは、強い女性に加えて、優しさと癒やしを求めているようにも見えるし、もっといえば、赦しを乞うている時代にも見えます。

(ちなみに、私は、極左や極右には懐疑的です。彼らの主張ってよく聞いていると、現実に生活できなくなるし、問題解決は永遠にできないことばっかり。どちらも、陰謀論に走るし、だから、国や他人に対して潔癖感を求めすぎる人は注意したほうがいいとつくづく思う)

さらに、2022年10月25日→端数にしてすべて足すと、14。1+4=5 節制と法王

2022年11月8日も同様にすると、16、1+6=7。タワーと戦車。

2022年10月25日の部分日食は、調和と連帯を意味していて、困難を乗り越えながら、

お互いに協力していく関係が続いていくというふうに読めますね。または、そういう関係をつくっていく過程とも読める。イメージ的に堅実に、次の状況を見越して「積み上げていく」

2022年11月8日は、そこから、一旦破壊が起こって、また進んでいく過程が訪れる。

相反することが、同時に起こる。冥王星山羊座の現象が絶えず起こり続けることを暗示しているよう。大変だなぁ。

それでは、大アルカナ悪魔と恋人の間で起こる変化について、占いを通して考察してみます。

使用カードは、ユニコーンオブオラクルと曼荼羅オラクルです。




悪魔(陰)が意味すること
  • 優しさ/宇宙意識
  • 受け取る/天のメッセージ
恋人(陽)が意味すること
  • パートナーシップ/高次元
  • 祝福/受容
ユニコーンオラクルは、奇しくも、パートナーを表すカードが3枚も出ています。曼荼羅オラクルと合わせると、例えば、宇宙意識は気づき。今起こっている分断は、もう一度、隣にいる国、その他の国々を理解するために起こっていて。受け取る:女性が、何か本質的なものを受け取っているようにも見えますが、今、起こっている出来事から、「見つけたもの」
「自らの内にあるものに気づいたこと」を表しているように見えました。

今回の部分日食は、蠍座で起こると言われていまして、

蠍座は、「本質を見極める」「直感力」がテーマの星座なので、この部分日食を通して、他者や他の国に対して、「何が、そうさせるのか」突き詰めれば、「なぜ、こんなことが起こってまで人は生きるのか」を身を持って深く知る出来事が起こっていくと読めそうです。

私的には、もっとこう「国の不安定さ」「人間の脆さ」「弱さ」にクローズアップされていく出来事が増えていくと感じるのですよね。それを11月8日の月食に向けて、改めて、パートナーシップ→どのようにバラバラになりそうな世界を、お互いに繋ぎ止めていくか、

これはナショナリズムとか、グローバリズムとかではなくて、「なぜ、お互いに、人と人がどのような形であれ必要とし合うのか」を求め始める時代に向かって、そこから、また祝福;あらたに始まっていく。統合される時代に入るのではないかと思います。

【曼荼羅オラクル:天のメッセージ】

 天のメッセージの意味は、蠍座みたいなカードでして、「分離と融合」をテーマにしています。人類の進化は、融合と分離の繰り返しから起こるそうで、世界で起こっている、激しい分断は、そこから、新たに統合して、新たに生み出す過程とも言えるでしょう。

例えば、今後、ロシアは、「何らかの形で敗北する」方向へと進みますが、そうすると、これから、ロシアという国は、前とは違った国へと変わっていくことになりますよね。

高次元のカードのように、ロシアやチャイナに依存していた国々が、お互いの国境線を巡って、小さな紛争を起こしながら、小国に分裂を起こして、そこでまた、どこかの衛星国として組み入れられる可能性もある。

最後の受容のカードは、地図や国が、今後変わっていくことを表しているようにも見えます。

積み上げてきたものを一度壊して、新たにスタートするみたいな感じが、これからの流れと言えるかも。

【松岡正剛〜「フラジャイル」より〜一度築いたものを壊して、新たに再生する意味についてを読み解く】

ここで、松岡正剛氏の「フラジャイル」より、一度築いたものを壊して、新たに再生する意味について読み解いて見たいと思います。

フラジャイル、身体から場所への説では、SF作家の旗手、JGバラード氏と聞いた話について、取り上げています。

バラードがお姉さんの出産に立ち会ったとき、彼は出てきた赤ちゃんを見て、あまりにも年老いて見えたといいます。ー世界で「もっとも古びたもの」が出現したように見えたーと。

その直後、その老いたものが、みるみるうちにこの世で最も未熟な赤ん坊になっていく過程を目の当たりにし、この光景が、SFを書くきっかけになったと言います。

正剛氏は、その話から、われわれはもしかしたら「最も古い者」から「最も新しい者」を

生み出す再魔術化の過程にあるのではないか。という風に記述しています。

もっといえば、「最も弱い者」から「最も強いもの」に向かう過誤を犯しているのではないかとも。マクベスで、ありましたねー。キレイは穢い。穢いはキレイにも通じるような部分もありそう。

これからの世界、国は、誰にとって最も弱くて、誰にとって最も強くなるのか。誰にとって忌々しい国で、誰にとっていい国となるのか。

繰り返しの歴史の中で、浮き彫りになっていきそうな予感。


今日は、ここまでとします。












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